お歳暮ガイド
高齢を理由にお歳暮をやめるには?手紙・メールの例文と伝え方
長年続けたお歳暮でも、年齢とともに注文や受け取りが負担になることがあります。これまでの感謝と今後も交流を続けたい気持ちを添えて、無理のない形へ見直しましょう。
内容確認:2026年10月15日
お歳暮をやめる連絡は、これまでの感謝、自分側の事情、今後の贈答についてのお願い、変わらぬ付き合いを願う言葉の順に伝えます。高齢になったら何歳でやめる、という決まりはありません。
やめる年齢に決まりはなく、負担を感じたら見直してよい
お歳暮は一年のお礼を伝える習慣です。注文、住所管理、受取、返礼などが難しくなったときは、贈答を控えることを検討できます。年齢だけで判断する必要はなく、本人が続けたい気持ちと実際の負担を家族で話し合いましょう。
相手の年齢を理由に、もう必要ないでしょう、と決めつけるのは避けます。自分の暮らしを少し簡素にしたい、手配が難しくなった、など、自分側の事情として伝えると受け止めてもらいやすくなります。病状や家計の事情を詳しく書く必要はありません。
本人から伝える手紙の例文
拝啓 朝夕冷え込む頃となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 長年にわたり温かいお心遣いをいただき、心より御礼申し上げます。 私も年齢を重ね、日々の暮らしを少しずつ簡素に整えております。誠に勝手ながら、今年から季節の贈り物のやり取りを控えさせていただければと存じます。今後はどうぞ贈答のお気遣いをなさいませんようお願い申し上げます。 これまで頂戴したご厚情への感謝は変わりません。今後とも折に触れて近況などお聞かせいただけましたら幸いです。 寒さに向かう折、どうぞお健やかにお過ごしください。 敬具 令和○年○月○日 山田花子
すでに今年の品をいただいている場合は、今年からではなく、次回から、に変え、今回の品へのお礼を先に記します。贈る側だけをやめたいのか、双方で贈答を控えたいのかが曖昧にならないよう、実際の希望に合わせてください。
親しい相手への短いメール・電話の例文
件名:今後の季節のご挨拶について いつも温かく気にかけてくださり、ありがとうございます。年齢とともに贈り物の手配が少し難しくなってきたため、今年から季節の品のやり取りを控えたいと思っています。これからはお互いに贈答のお気遣いなく、変わらずお付き合いいただけましたらうれしいです。また近いうちにお話しできるのを楽しみにしています。
電話でも、感謝、事情、お願いの順に短く伝えます。普段からメールを使う相手ならメールでも構いません。長いお付き合いで書面だけでは唐突に感じられそうなら、先に電話で話し、必要に応じて短い手紙を添える方法もあります。
家族が代わりに伝える場合の例文
いつも母へ温かいお心遣いをいただき、ありがとうございます。娘の山田花子です。母と相談し、年齢とともに手配や受け取りの負担が増えてきたことから、次回より季節の贈り物のやり取りを控えさせていただきたく、ご連絡いたしました。これまでのご厚情に、母も深く感謝しております。今後はどうぞ贈答のお気遣いなく、変わらずお付き合いいただけましたら幸いです。
家族が連絡する場合は、まず本人の希望を確認します。誰からの連絡か、本人との関係、本人と相談した内容であることが分かるようにし、体調や生活事情を必要以上に開示しないでください。例文の母・娘などの表記も実際の関係に置き換えます。
伝える時期と、すでに届いた品への対応
やめることを決めたら、相手が次の贈答を手配する前に伝えると親切です。今年から控えたいなら、相手が準備を始める時期より前を目指します。すでに届いた場合は、まず受領と感謝を伝え、その後に次回以降の希望を相談しましょう。
一般の親族や知人とのやり取りでは、突然の受取拒否や返送は意図が伝わりにくくなることがあります。今回の品をどう扱うかと、今後の贈答をどうするかを分けて考えると穏やかです。会社の受領規定など別の事情がある場合は、その方針に従います。贈答を控えた後も、無理のない電話や手紙で近況を知らせれば交流を続けられます。
よくある質問
何歳になったらお歳暮をやめるものですか?
年齢の決まりはありません。本人の気持ちと、手配や受け取りの負担を踏まえて考えましょう。
今回届いた品は返送した方がよいですか?
一般の親族や知人との贈答では、まず感謝を伝え、次回以降の辞退として相談する方法があります。受取拒否や返送を急がず、事情に合う対応を考えてください。
家族が代わりに連絡してもよいですか?
本人の意思を確認したうえで、本人との関係と連絡の目的を明記して伝えられます。必要以上に個人の事情を書かないことも大切です。