おせちガイド

おせちのくわいの意味|「芽が出る」に託す出世と成長の願い

丸い部分から大きな芽が伸びたくわいは、形そのものに特徴があるおせち食材です。芽を大切にする理由と、食べ方の基本を紹介します。

内容確認:2026年10月15日

この記事の要点

くわいは大きな芽が伸びる姿に「芽が出る」という言葉を重ね、出世や成長を願う縁起物とされています。おせちでは含め煮などで親しまれています。

伸びる芽が縁起の由来

農林水産省の「くわいの含め煮」の解説では、大きく長い芽や旺盛な生育などが、めでたさ、子孫繁栄、立身出世へ結び付けられています。代表的な説明は、芽が伸びる姿を将来の活躍へ重ねるものです。

食卓で伝えるなら、「新しい年に良い芽が出ますように」と短く話してもよいでしょう。仕事の出世に限らず、新しいことへの挑戦や成長を話すきっかけになります。

くわいは何を食べる野菜?

食べるのは果実ではなく、地中の茎が太った塊茎です。加熱するとほくほくし、ほろ苦さも楽しめます。見た目が似ていても、里芋とは別の野菜です。

芽のある姿が縁起につながるため、おせちでは芽を残して煮ることがあります。青くわい、白くわいなどがあり、産地や種類によって見た目や食感は異なります。

家庭では芽を傷めず下ごしらえする

生のくわいは皮をむき、下ゆでなどをして煮含める方法が知られています。芽を強く押さえず、具体的な下ごしらえや加熱は信頼できるレシピに従いましょう。

煮物のほか、揚げ物にして楽しむ方法もあります。市販のおせちに入るくわいは商品ごとに味付けが異なるため、煮物の説明や料理一覧を確認します。

煮物の段で、芽が見えるように盛る

煮しめの一品としてほかの野菜と組み合わせ、芽が折れない向きに置くと形が生きます。ふたにぶつからない高さかを確かめ、煮汁がほかの料理へ移らないようにしましょう。

くわいはすべてのおせちに入る食材ではありません。京急ストアのおせちを探すときも、写真だけでなく各商品の料理一覧で確認してください。

よくある質問

くわいをおせちに入れる意味は?

大きな芽が伸びる姿を「芽が出る」に重ね、出世や成長などを願う縁起物とするためです。

くわいは果物ですか?

野菜です。料理に使う丸い部分は実ではなく、地中の茎が太った塊茎です。

どの段へ詰めますか?

煮物として詰める場合、煮物の段にまとめると分かりやすくなります。段数に合わせ、芽の高さも確認します。

参考資料
京都「ひがしやま 司」監修 国産づくしおせち(特集掲載商品の一例)

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